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ドコモ、6Gで業界横断の協働を目指す
要約
MWC Barcelona 2026でNTTドコモが6Gの研究開発とプロトタイプを展示しました。AI中心のネットワーク設計や宇宙通信の統合を示し、標準化は2029年内を目標に進められています。
本文
MWC Barcelona 2026でNTTドコモは6Gに向けた取り組みを展示し、6G、宇宙通信、AIを軸とした研究開発の姿勢を示しました。永田聡氏は、従来の人間中心のネットワークからAIやロボットを前提にした「AIセントリックネットワーク」への転換が必要だと説明しています。展示では複数のプロトタイプを通じて、実際の利用イメージや技術課題が提示されました。標準化は2029年内を目標に進められており、2030年前後の社会実装を見据えた議論が行われています。
展示と議論の要点:
・ドコモは「AI for Network」と「Network for AI」という二つの側面でAIセントリックネットワークを定義している。
・プロトタイプとして落合陽一氏と議論から生まれたペン型デバイス、アスラテックと検討したセンサーレスロボット、ユカイ工学等との自律共生型ロボット「DENDEN」が紹介された。
・宇宙通信(LEO、静止衛星、HAPS)と地上ネットワークを統合した三次元的・四階層のネットワーク構成を目指している。
・6G標準化は2029年内の国際標準仕様策定を目標に進んでいる。
・AIが自律的に通信するようになるとトラフィックは人間利用とは比較にならない規模に膨れ上がる可能性があると指摘された。
まとめ:
6Gは単なる速度向上にとどまらず、AIやロボットの普及、人口動態の変化を踏まえた社会基盤全体の再構築を目指すテーマとして提示されました。インフラ維持・発展のために放送や電力、ガス、水道、モビリティなどとの業界横断的な連携が必要だとされ、標準化は2029年内を目標に進められています。今後の実装時期は2030年前後を想定しているとの説明です。
