← ニュースAll
京大が霊長類研究の新体制を発表
要約
京都大は4月1日付で「ヒト行動進化研究所」と「霊長類フィールド研究センター」を設置すると発表しました。犬山は飼育個体を用いた実験的研究、吉田は野外調査でヒトの行動特性解明を目指すとしています。旧霊長類研究所は研究費不正で事実上解体され、大学はガバナンス強化と研究効率化を図るとしています。
本文
京都大は霊長類研究の新体制として、4月1日付で二つの組織を設置すると発表しました。学内では以前の組織を巡る研究費不正の問題を受け、ガバナンスの強化と研究の効率化について検討と議論が続いていました。新しい体制はキャンパスごとに組織を分ける構成となります。大学広報は、それぞれの手法の特性を生かす狙いがあると説明しています。
発表の要点:
・設置日は4月1日で、二つの組織を新設することを発表している。
・「ヒト行動進化研究所」は犬山キャンパスに置き、飼育するサル類を活用した実験的研究を担う予定である。
・「霊長類フィールド研究センター」は吉田キャンパスに設置し、野生個体のフィールド研究を通じてヒトの行動特性の解明などを目指すとしている。
・旧・京大霊長類研究所は研究費の不正支出が発覚し、大学は元所長らによる約5億円の不正支出を認定、計6人に懲戒処分を行い、令和4年に事実上解体していた。
・大学はキャンパス単位で二組織とすることで研究の効率化とガバナンス強化を図ると説明している。
まとめ:
大学は4月1日に二つの組織を正式に設置し、飼育個体を用いる実験研究と野外フィールド研究を分担させる方針です。今回の再編は研究費不正を受けた組織再構築の一環であり、大学側はガバナンス強化と研究の効率化を狙うとしています。今後の具体的な運用や成果の見通しは現時点では未定です。
