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中村超硬、紡糸ノズル事業を売却
要約
中村超硬は紡糸ノズルを製造する子会社・日本ノズルを水登社に売却し、25億円をゼオライトの微細加工と財務改善に充てると発表しました。臨時株主総会で正式決定する見込みです。
本文
中村超硬は、化学繊維用の紡糸ノズルを製造する子会社・日本ノズルを油圧配管製造の水登社に売却すると発表しました。日本ノズルは連結売上高の6割超を占める稼ぎ頭であり、売却は大幅な事業再編につながります。売却で得るとされる25億円は、ゼオライトの微細加工事業への投資や財務体質の改善に充てられるとしています。井上誠社長はマーケットの変化に合わせた投資資金が必要だったと説明しています。4月1日付でゼオライト事業を100%子会社のゼオ・ネクストに移管する会社分割も予定されています。
発表の主な点:
・日本ノズルを水登社に3月末に売却することを発表
・売却代金は25億円とされ、用途はゼオライト微細加工への投資と財務改善
・日本ノズルの25年3月期の売上高は16億円、営業利益は1億円
・日本ノズルは連結売上高の6割超を占めており、事業規模が大きく変わる
・ゼオライト事業は直径50ナノの粒子の量産が可能で、用途開拓を目指す
・4月1日付でゼオ・ネクストに事業を移管し、30日の臨時株主総会で正式決定する見込み
まとめ:
今回の売却で中村超硬は事業規模を大きく縮小し、ゼオライトの微細加工を成長事業として注力する方針に転換します。売却益の額は精査中で、26年3月期の特別利益に計上する見込みです。借入金の返済や資金繰り改善にも一部を充てると説明しており、今後の見通しは現時点では未定です。
