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急速充電の高電圧化
要約
JEITAの第11版ロードマップを基に、xEV向けDC急速充電の技術動向を整理しています。電力は電圧×電流で決まり、電流を増すとケーブルの太さ・重さ・発熱が課題になる一方、電圧を上げれば扱いやすさを保てると指摘しています。CHAdeMOの国内上限は450Vから750Vへ解釈が明確化された経緯があると伝えられています。
本文
JEITA(電子情報技術産業協会)の電子部品部会が部品技術ロードマップ専門委員会を組織し、第11版「電子部品技術ロードマップ」に基づいてxEV向け急速充電の技術動向をまとめています。今回の記事は、充電の短時間化を支える電子部品や冷却技術の重要性に着目しています。直流(DC)急速充電では出力が大きく伸びており、規格や法令の扱いも技術選択に影響を与えています。充電設備の扱いやすさと安全性の確保が設計上の主要な課題になっているとしています。
要点:
・JEITAの第11版ロードマップをベースに技術動向を整理している。
・DC急速充電の出力は黎明期に比べ飛躍的に向上しており、充電器で400A超が想定される場合がある。
・電力は電圧×電流で決まり、コネクター設計は主に電流値の影響を受けるためケーブルの太さ・重量・柔軟性が問題になる。
・発熱は電流の2乗に比例する(I^2R)ため、規格で定める最大温度が最大電流を制限する要因になる。
・CHAdeMOは規格上1000Vとされるが、国内法令の解釈により450Vから750Vまで可能になった経緯があり、将来的な上限拡大が検討されていると伝えられている。
まとめ:
急速充電の高出力化は冷却技術と電子部品の進化を伴って進展しているため、扱いやすさ(ケーブルの軽量化や柔軟性)と安全性の両立が課題になります。規格や法令の解釈変更が電圧上昇の余地を作っており、今後の規格・法令の動きやメーカーの部品対応が注目されますが、具体的なスケジュールは現時点では未定です。
