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椎葉村で建機の遠隔・自律操作が進む
要約
宮崎県椎葉村の復旧治山現場で、旭建設がバックホーの遠隔掘削やクローラーダンプの自律搬送、AI監視を導入しています。本社から直線50km超で遠隔操作を行い、位置情報取得の課題を受けてGPS・GLONASSに北斗を追加し、2周波から3周波へ切り替えたところ約3週間で通信が安定したと伝えられています。
本文
宮崎県椎葉村の不土野天包地区で、復旧治山事業の現場において建設機械の遠隔操作や自律搬送、AIによる監視が導入されています。現場は森林が多い山間地で、2020年7月豪雨などの影響で斜面の不安定化が進んだため、治山ダムを構築して斜面安定化を図る工事です。遠隔・自律の技術は、現場の地形や人手の制約に応じた運用として採用されています。通信や測位の安定化が課題となり、運用改善が進められてきました。
運用上で確認されている点:
・現場は宮崎県椎葉村不土野天包地区で、工事は県発注、旭建設が施工している。
・バックホーは旭建設の本社から直線で50km超の距離から遠隔操作されている。
・クローラーダンプの自律搬送は本社側から稼働スイッチを入れて運用している。
・当初はGPSとGLONASSの2周波方式で位置情報を取得していたが、山間で衛星が遮られ位置取得が不安定だった。
・レンタル業者のショージと協力して北斗衛星を追加し、GNSSを3周波へ切り替えたところ通信環境が安定したと伝えられている。
まとめ:
今回の現場では遠隔操縦や自律搬送、AI監視の組合せで山間地の工事を進めていることが確認できます。測位と通信の改善により運用時間が拡大したとされますが、同様の手法を他地域へ広げるかどうかや今後の具体的な展開については現時点では未定です。