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AI時代の情報空間整備へ 産学で新組織設立
要約
慶應大とX Dignityセンターのシンポで、生成AI時代の偽情報対策を目的とする産学連携の新組織を今秋設立すると発表しました。大学や報道機関、SNS運営、広告会社、クリエーターが連携し、信頼性評価や交流事業、調査研究を進める計画です。五つの行動指針「これからのデジタル倫理考えよう!宣言」も公表されました。
本文
慶応大学とX Dignityセンターが20日に開いたシンポジウムで、生成AIの普及で偽情報が広がる中、倫理を重視した情報空間づくりを目指す産学連携の新組織を今秋に設立する方針が示されました。発表では、ネット上の注目を巡る仕組みが偽情報や誹謗中傷の拡散を助長しているとの指摘が示されました。また、本物に見える動画などを容易に作れる生成AIが問題を複雑にしている点も議論されました。シンポジウムではメディアの役割や教育の重要性について意見交換が行われました。
報告された点:
・新組織は大学を中心に、報道機関、SNS運営企業、広告会社、クリエーターらから成るネットワークとされる。
・信頼性の高いニュース生産者や配信プラットフォームの運営企業を評価する仕組みづくりを目指すとされる。
・記者や学生、クリエーターらの交流プロジェクトを行い、他大学とも連携してデジタル空間の調査研究を進める計画である。
・20日の登壇者には東大新聞編集長の丹羽美貴さんが参加し、AIでは拾いきれない個々の声に耳を傾ける重要性を指摘した。
・主催側の山本龍彦・慶応大大学院教授は問題意識の共有と組織の輪を広げる意向を示した。
・当日は五つの行動指針から成る「これからのデジタル倫理考えよう!宣言(しりたいね)」も発表された。
まとめ:
新組織は信頼性評価や交流、調査研究を通じてデジタル空間の倫理を重視する取り組みを進める予定で、設立は今秋とされています。具体的な運営方法や評価基準の詳細は今後詰めるとされており、関連する追加発表が見込まれます。
